関金温泉の歴史と効能一覧

関金温泉は鳥取県の中部地方、倉吉市関金町にある温泉街。(20005年3月、東伯郡関金町は倉吉市と合併)国道313号から山の方に入った場所に温泉街が広がっています。旅館などの宿泊施設は合わせて5軒。それぞれの宿泊施設では日帰り入浴もできます。

また、共同浴場の関の湯(元湯)や、人気の高い「湯命館」などの日帰り温泉もあります。ちなみに近くを流れる小鴨川は国土交通省から日本一の水質の認定を受けていてとてもキレイな川で知られています。

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関金温泉の由来、歴史

無色透明な湯の美しさから「伯耆民談記」に銀湯と記され、以降「白金の湯(しろがねのゆ)」と呼ばれるようになった関金温泉。日本名湯100選に選ばれています。

関金温泉ができたのは奈良時代。いまから1300年前のこと。行基という偉いお坊さんが関金で温泉に浸かっている鶴を発見しました。それを弘法大師が聞いて整備したといわれています。この説は諸説あるんですけど、行基と弘法大師が関わっているのはどの説も同じですね。

もちろんこれは開湯伝説によくある話であって、この話を真に受けて「鳥は温泉なんか浸からない」と正論を唱えたところで「おまえ、空気よめd(´Д`*)」と言われるだけなのでやめておきましょう。鶴が温泉に入っていたのをお坊さんがみつけたのです。それを空海(弘法大師)が開拓せよ!と言ったのですよ。それでいいのですw

関金温泉の成分

泉分
単純放射能泉(低張性弱アルカリ性温泉)
日本国内第2位のラドン放射能を有しています。
俗にラジウム温泉と呼ばれています。
「放射能」と聞くと怖いイメージがあるけど、 健康への悪影響は一切無くむしろ効能がありすぎて怖いくらい。特にホルミシス効果による免疫細胞の活性化により健康になるのが特徴。

泉温
39~45度
昔は56℃もあったらしいがボーリングしたりするうち温度が下がってしまったとのこと。

関金温泉の効能一覧

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、運動麻痺、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、健康増進、病後回復期、痛風、動脈硬化症、高血圧症。慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚炎、慢性婦人病、切り傷、火傷、虚弱児童

関金温泉の現在まで

関金温泉は1970年代の秘湯ブームで人気を集めたが2011年の宿泊者数は1万8800人とピーク時の4割まで減りました。関金駅がなくなり、バスの本数も減り、交通の便もなくなったこともあり、かつて栄えた温泉街今はさびれたさびしい温泉街になってしまいました。昭和7年開業の人気老舗旅館「温清楼」も休業に追い込まれてしまい、10軒あった旅館は今では数えるほどです。

しかし、現在、関金温泉組合が立ち上がり、関金温泉の若女将を招致しました。そして若女将を中心に地元の人たちでさまざまなイベントや温泉街を盛り上げる活動が進行中です。これからの関金温泉に期待したいですね。

関金温泉へのアクセス


•米子自動車道湯原ICより約30分
北房JCT~中国道~米子道~湯原IC下車~国道313号倉吉方面~犬挟峠下る~最初の信号を右折
•山陰道はわいICより約30分
はわいIC~国道9号~国道313号倉吉方面~倉吉市内通過~国道313号岡山方面~関金宿の信号を左折

路線バス
•JR倉吉駅より約35分
【のりば】倉吉駅バスターミナル2番乗り場【路線名】関金線 【下車バス停】関金温泉

関金温泉の見どころをチェック!
⇒関金温泉~湯湯自適なひとときを~

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とりあえず何か書いてく?(・ω・`)

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