ペットショップに行くと仔犬や仔猫が可愛くて飼いたいなぁ、癒されたいなぁと思うし、捨てられた子猫をみるとついつい拾って帰りたくなります。でもそれらの犬猫を飼う前にちゃんと知っておかないと癒されるどころかストレスが溜まった結果、虐待、飼育放棄や捨てることなりかねません。ペットがあまりにもかわいそう。そうならないように知っておくべき知識、考えなどをまとめてみました。
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1.大人になった姿、想像できますか?
例えばペットショップで仔犬、仔猫を見て「小っちゃくてかわいい!飼いたい」と思うかもしれません。ただ、その子はすぐに大きくなります。大きくなった姿を想像してもかわいい!と思えるかどうかイメージしてみましょう。
一時の感情ではなく、仮に成犬や成猫だとしても飼いたいかどうか?このイメージはとても大事です。
2.子供にせがまれたら最終的に親が面倒を見るという覚悟
子供に「ねぇねぇ、絶対世話するから飼っていい?」と言われるとついつい「じゃあ約束だよ」と言って犬猫を飼うことになることもあるかもしれません。でもこういうケースでは、結局は親が面倒を見ることになるケースが多いです。
特に中型~大型犬などは毎日の散歩もあるので毎日散歩できるかどうかも飼うときの重要なファクターになります。
世話をしているうちに愛着が湧けば良いですが、そうでない場合、癒されるどころか世話が使命感みたいになって癒されるどころかストレスになってしまいます。子供にせがまれたときは、大人が責任を持てるかどうか自問してみてください。
3.犬猫を飼う場所について
まずは犬猫を飼うにあたって、飼い主の引っ越しの可能性がないかどうか、仮に引っ越しするなら早くから犬猫が飼える物件をおさえておく必要があります(できればもしものときの後見人がいれば望ましい)。ペットを飼う場所についても屋外か屋内か、その場合のスペースは十分確保されているかの確認をしておきましょう。
4.アレルギー大丈夫?
ペットを飼う前にそのペットに対してアレルギーがないか調べておく必要があります。皮膚科や大型病院などで実施している「RAST検査」などの事前テストで分かりますので病院に問い合わせてみましょう。検査を受けない場合、もし犬猫アレルギーだった場合にはペット用の別の住居を用意することも考えておく必要があります。
5.抜け毛とニオイ、大丈夫?
部屋の中で飼う場合、問題なのが抜け毛とトイレ、それにペット特有に臭いです。部屋を毎日掃除する習慣をつけて、ペットをこまめに洗うことや臭い対策も考えなければなりません。
6.鳴き声大丈夫?
犬猫を外で飼う場合、鳴き声で周りの住民から苦情がきて問題になるケースもあるようです。鳴き声についても考慮しておきましょう。
7.費用は大丈夫?
犬猫を飼うには食費はもちろん、トイレなどの衛生用品や生活グッズ、掃除用品の他に予防接種や病気にかかったときの医療代もかかります。特に医療費は手術や通院でびっくりするくらい費用がかかるので、ペット保険に入っておくことをおすすめします。
8.かかりつけの病院の確保
特殊な動物でない限りは近隣の動物病病院で診てもらえますが、どこに動物病院があるか場所を抑えておきましょう。
9.ペットの習性を確認しておこう
同じ犬やネコでも品種で躾の難易度や気性も違います。飼う前にそれぞれの種類の性格や世話の仕方などをざっくり調べておきましょう。
まとめ
これらはすべて保健所からの調査で捨てられるペットの原因の上位にあたる部分です。ペットを飼う前に以上のことを確認してから「それでも飼いたい」という場合は責任を持って飼いましょう!
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