自分の小さな「箱」から脱出する方法はもう10年も前に出版された本だけど今読んでも画期的な本です。人間関係に悩んでこれまでの心理学とか小手先のテクニックとかにうんざりしている人向け。新しい考え方ができて思わず他の人に親切にしたくなります。
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どういった本なのか?
「自分の小さな箱から脱出する方法」は人間関係について書かれたストーリー形式本。人間関係がうまくいかないときにどういう心理状態になるのか?ということを「箱」と具体例を使って説明しています。
この本の一番画期的な点は文章だけでは理解できないことを作者独自の「箱」という概念を使って図形化することで分かりやすくなっているところです。
主な内容
・箱とは何か?
・自分の期待を裏切ったときに箱に入る
・箱に入ると自分を正当化しようとする
・正当化すると相手を悪く仕立ててしまうので余計に関係が悪化する
・ずっと箱に入っていると、性格が曲がってしまう
・箱に入っていると相手も箱に入れてしまう
・箱から脱出する方法
・相手が箱に入っていた場合は?
読んだ感想
アメリカ人が書きそうな話なので馴染みがないとスッと頭に入ってこないのだけど、箱を使って説明していることで理解を助けてくれる。具体的な話を読んでいるうちに自分のことのように思えて答えが分かった時にすごく気持ち良くなった。読んでしばらくは誰かに親切にしたくなる(笑)。
あと、答えを最初から「こうだよ」と教えるのではなく、相手の答えを引き出そうとする方法で書かれているので、(まわりくどく感じるのだけど)人にものを教える参考になった。
最後に自分の小さな「箱」から脱出する方法を読んだことでの何よりの収穫、それは実践したことでホントに人間関係が良好になったこと!読んで良かった!
家庭や職場でうまくいかないなぁと感じてる人は読んでみてくださいね♪
実践編もあると分かりやすい!
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