先日、子供が石を拾って帰ってきました。
よくみると水晶の原石のよう。。。
どこで拾ったのか聞くと、歩道に落ちてたとのこと。
まぁ、誰かが捨てた石かな~とか思ってそのまま放置していたのですが、どうやら妻の方がそのことに興味を持ったようで、その日の夜に
「鉱山に行きたい。。。」とつぶやきだしました。
「え、でも鉱山ってめったにないでしょ。」
と言うと
「国府町にに上地(わじ)鉱山っているのがあるよ」とのこと。
既にネットで調べていたようです。
そしてこうなると鉱山に行くまで「鉱山」「水晶」「行きたいな」の3ワードを夜な夜な耳元で繰り返し言われることになるのです。
鉱山についてはわたしはちっとも興味がありませんでしたが、もしかしたらお金になるかも。。。
という淡い期待が出てきたので、さっそく鳥取県の国府町にある上地(わじ)鉱山へ行ってきました。
スポンサードリンク
上地(わじ)鉱山へ
上地鉱山入り口。
いきなり急な下り坂を下って森へ入っていきます。
で、ここでいきなり迷います(笑)
なんせ道しるべとか、道っぽいものもないので方向オンチのわたしたちは5分で着くところを逆に行ったり戻ったりして30分も歩いてしまいました。
来る途中の看板に熊に注意とか書いてあったので怖かった。。。
鉱山到着!
で、なんとか鉱山到着!
するとビックリ!先客がいるではありませんか!!
国内の鉱山採掘って一部マニアがいるくらいのもんだと思いこんでいたので人に遭遇するとは驚きです。熊じゃなくて良かった(笑)。
挨拶もそこそこに何にも分からないので採掘のイロハについていろいろ教えていただきました。
石を拾って見てみると。。。
水晶だ!
こんなに簡単に見つかるとは思ってもみませんでした。
小さな水晶(子持ち水晶)がたくさんありました!!
銀?も付着しております。
実は金の付着も発見して興奮していたのですが、実は金ではなく黄鉄鉱と言われるもので「愚か者の金」と呼ばれているそうです。
先に来た方々にお話しを聞きながら、大きな水晶が付いている石を割って持ち帰るくらいの大きさにしていきます。
ところがこれがなかなか割れない!ハンマーを2本持って行ったけど、古いハンマーは壊れ、「たがね」はすり減ってしまいました。
そして炎天下での重労働ですが、これがなかなか面白い!
時間を忘れてハンマーで石をたたき続けていました。
石を持って帰る
石を持って帰り、水洗いをしてみました。
更に家で削って薬剤を使ってキレイにする作業もしたのですが、長くなるのでまた別記事で書きます。
これが薬剤を使ってキレイにした後の水晶です。
改めて明るいところで撮ってみると。。。
ジャーン!驚きの白さに!!
お金にはならないかもしれませんが、トレジャーハンターの喜びの一端を垣間見ることができました。
また別の鉱山も行ってみようと思います。
今回、鉱山採掘の際に準備したもの
今回は様子見ということで、最低限のものを揃えました。
・リュック(頑丈なもの)
・石を入れる袋(ズタ袋を持っていけばよかった)
・ハンマー(大きくて丈夫なもの)
・たがね
・水分、食料(熱中症に注意)
・帽子
・着替え
・メガネ(石を割るときに顔に石が飛んでくるので必須です)
・手袋(素手でやると手が切れたりボロボロになります)
・登山靴(けっこう滑ったし、汚れました)
・クマよけの鈴やラジオ(朝夕は熊が出やすいそうです)
・日焼け止め
・虫よけスプレー
上地鉱山の場所について
ほんとは鉱山の場所は特定しない方が良い(特定してしまうと多くの採掘者が来るため、最終的に産地が荒らされて立ち入り禁止になる)という話でしたが、上地鉱山は他のブログにもアップされて有名な上に看板まで立ってるし、道路から既に鉱山が見えるので秘密にする必要性もないかなぁと。
鳥取県国府町上地にあります。
県道37号線沿いです。
スポンサードリンク
上地鉱山行って来ました。楽しみました。有り難うございます。
鳥取城のある久松山は有名ですが、北側に有る、タカツンボ山は市内の人もほとんど知らない山ですが、地図にもない。吉川つねいえの墓から300m先に登山口があります。杉林を登ると400年まえの大規模な廓、縦堀、陣跡、土橋、が有ります。
土師器多分、古墳から平安時代。が落ちてます。盛り土をしたので露出したのでしょう。コロナの最中に2ヶ月かけてコースロープを着けました。手前のピークは木を切り展望を良くして椅子を造作。久松山がよく見えます。倉吉なら難しいかな。ガイドがないと登れない山です。本陣山の裏には桃谷鉱山があります。黄銅鉱がある。
35年近く前に子供教室で取りに行きました
普通に子持ち水晶とか落ちてるんですよね〜
夢中に探した記憶がある
まだ実家に水晶残ってる
懐かしい