道の駅「犬挟(いぬばさり)」は鳥取県から岡山県に入る手前にあります。
地理的には鳥取県の関金町にありますが、岡山県に近いので岡山県の真庭市と共同で営業している日本でも珍しい経営形式の道の駅。地元の特産品や無料で汲み取れる峠の名水が人気です。
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道の駅「犬挟(いぬばさり)」の場所
道の駅「犬挟」は関金温泉街から国道313号線を岡山方面にグングン坂道を登っていくと車で10分ほど。山をひたすら登るので標高差がかなりあります。わたしは毎回この坂を走ると耳がおかしくなり耳抜きが必要となるほどです。道の駅「犬挟(いぬばさり)」は自然の山に囲まれた中にあります。
道の駅犬挟の店内
店内には関金町の特産品、特産物から鳥取県の特産やお土産が揃っています。
関金町で作られた特産品の数々。
鳥取県産の地酒の数々。
境港のゲゲゲの鬼太郎グッズもあります。せっかく連ドラで取り上げられて人気出たのに今度は妖怪ウォッチという強敵が現れてしまいました。ゲゲゲですな。
その他、お米、野菜、果物、加工品が全て揃っています。
ではいくつかのおすすめを紹介。
関金ハム
肉の熟成された旨みがギュッと詰まったハム。
関金特産の中でも人気が高い。(現在は休業中)
関金わさび
水にキレイな場所でしか育たない天然のわさび。
ところでスーパーで売られているチューブわさびって、実は西洋わさびだって知ってました?
わさびチューブの中には「国産わさび」って表記してあるわさびチューブも見ますけど、これも50パーセント国産わさびが入ってますよってこと。で、ちょっとでも国産わさび入っていたら「国産わさび入り」って表記していい法律なんです。だから生粋の国産わさびって貴重で手に入りにくいんですよ。
ツウの人はご飯にかつおぶしをかけてわさびを乗っけてしょうゆをかけて食べるらしいです。あと、アイスクリームに乗っけて食べるという大技もあります。ちょっと味の想像つきませんけど。
ひるぜん大根
ひるぜんは岡山県蒜山(ひるぜん)市の大根。
蒜山の冷涼な気候と、水はけの良い“黒土(くろぼこ)”が、瑞々しく甘みがあるのが特長。ちなみに同じ黒土(くろぼこ)”で作られた大山大根は全国のローソンのおでんの大根としても選ばれるくらい人気があります。
砂丘ながいも
砂丘長いもは、きれいで、長くまっすぐなのが特長。適度な粘りで、サラッとしているため、とろろや短冊切りだけでなく、お好み焼き、かき揚げなどいろいろな料理に使えます。
梨
鳥取県といえば梨。20世紀梨は良く聞くと思いますが、その他にもさまざまな種類が出ているんです。「なつひめ」「新甘泉」など。
その他、犬挟の道の駅で作られたオリジナル商品もあります。
食堂
道の駅犬挟の館内に「いぬばさり食堂」があります。
ここは2014年9月にオープンしたばかりの新しいお店。
⇒道の駅犬挟の食事処「いぬばさり食堂」
峠の名水
道の駅のとなりにある親水芝広場では「峠の名水」といわれる冷たい湧水が流れていて無料で持ち帰ることができます。わさびを作れるほどキレイでしかも近くの山からは白山名水という全国で売られている名水も出ているので間違いなく良質の天然水といえるでしょう。
その場で飲むも良し、入れ物に入れて持ち帰るも良し。犬挟にくることがあればぜひ持って帰ることをおすすめします。
【おまけ】犬挟の名前の由来について
犬挟って変わった名前だなぁと思って調べてみたら名前の由来には諸説ありました。
1.鎌倉時代に後醍醐天皇が北条方に追われて通ったので「院走り峠」。「いんばしり」⇒「いんばさり」⇒「いぬばさり」となったという説。
2.古墳時代に日本武尊が西国平定のため国境の矢筈ヶ山(やはずがせん:大山の近くにある)から「この矢のとどく限りの的すべて従え」と言って矢を討ったところ、これが峠にささった。「矢ばささり」⇒「犬挟」となったという説。これがホントなら昔の矢は遠距離ミサイルなみにとんでたことになりますけど。ま、逸話ですからね。
3.犬でも狭い道だから「犬挟」。これがネコだったら「猫挟」。
きゃりーぱみゅぱみゅなら「ぱみゅぱみゅ挟」。なんだろう。卑猥な響きに聞こえますwすごく流行りそうだけど。
4.狭くて急な峠で犬すら逃げる「犬ば去り」⇒いぬばさり。
住所/鳥取県倉吉市関金町大字山口2030-46
TEL/0858-45-1313
営業時間/8:00~18:30
(12月~3月 8:00~17:30)
定休日/1月1日、1月2日のみ
駐車場/全41台(大型10台、普通車29台、身障者用2台)
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