「あなたの中のやんちゃな神様」は1995年に出版された本で、当時から読みたい、読みたいと思いながらなぜか今になってしまいました。でも読んで納得!今のわたしでなければ「はいはい」で終わっていたと思います。
この本で伝えたいこと、それは
「まさかマジメに生きてないよね?」
ということです。最近、子育てで世の中の常識にとらわれて「こうあるべき」「こうしなきゃダメ」と子供に怒っていたわたしにとっては良いクスリとなりました。
今回はこの本の中でわたしが気になったこと、面白かったエビソードを4つご紹介します。
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1.この世はかみさまの遊び場である
この世の中は神様が人間を通してさまざまな体験をしたくて作った遊び場なのです。なのでめいっぱい体験をした方が神様に喜ばれるそうです。死んだときに「家族を養って一生けん命働いて、老後は安定して過ごしました」と報告しても神様から「はいはい、良かったですね」と言われるのがオチ。
「それはどういうこと?もうちょっと聞かせて。後でわたしの部屋に来なさい」と神様に聞かれるような生き方をしようじゃないか、というのがこの本で一番伝えたいことです。
わたしもこの本を読む前までは、死ぬときに「いい人生だったなぁ」と言えるように生きれればいいな、と考えていました。
でも、神様に「おまえ、けっこうやらかしおったな」と笑われるような生き方をした方が面白いと思うようになりました。
2.病気は何かを気付かせるためにある
金城さんは小学5年生で重病を患います。小児リウマチ熱のようなもので、手足が動かなくなる病気です。つまり寝たきりということですね。
そこで金城さんは自分一人では生きていけない、という気づきから、全ては神様に生かされているんだということに辿りつきます。
その瞬間に身体中に電気が走り、1、2分で病気が全快したということです。
これを本の中では「霊性や魂、精神にひずみがあってそれを教えるためにある」と伝えています。
どんな病気でも自分で治すことができる、それに気が付きさえすれば、と金城さんは伝えています。
わたしも病気になったときにはいつも怒っていたり、したくないことをしていることが多い気がします。
そんなとき、「このことが人生でどれくらい大事なのだろう?」と考えると、「ほとんど大事ではない」ということに気がつきます。
そうするとふっと軽くなって早く治ります。
3.「思考」ではなく「思い」が現実になる
わたしは日ごろ、「思ったことは現実になる」という趣旨の本をたくさん読んでいるので、「思考と思いの違いってナニ?」という疑問が最初に湧きました。
簡単にいうと、
思考は頭で考えたこと、
思いは心で決めた覚悟
のことです。
例えばダイエットについて、「痩せたい」と思っているけど痩せられない人は「痩せたい」という理由の中に「人から太っていると思われたくない」「モテたい」などという理由があることが多いです。それだと痩せるのは手段であってその為に「痩せなきゃ」と頭で考えているから痩せない、ということです。
なので、純粋に体を大事にしたい、健康管理したい、という心の思いがあれば痩せられる、ということ。
頭で「しなければ、~べきだ」と考えていることではなく心で「~したい」と思うことが叶います。
わたしの例をとると、いつも子供にゲームをさせたくない(宿題などやらなきゃいけないことをしないので)、という思いがあるのですが、気が付くと子供はゲームをしていることに気が付きます。
なぜいつも子供がゲームをしているんだろう?と考えたときに、子供の「ゲームがしたい」という思いが純粋で強いからだと気が付きました。子供は純粋に「あれが欲しい」「これをしたい」「これを食べたい」という欲求を出してきます。
なぜ?という理由は一切考えません。だからいつも叶うのかな~と思ったりします。
心の中で理屈抜きで決めたこと、これが叶うということですね。
ただし、あまりに「~が欲しい」という欲求が強い場合は叶いません。
欲しいというのは「まだ手に入っていない」ということを現実に引き寄せているからです。
欲しいと力んだ状態は「そうはいっても自分には無理だろう」という思いが心にあると筆者は言います。
もしくは控えめに「あったらいいな」と思っている場合も同様です。
ではどうすれば良いかというと、「既に手に入れたイメージすること」。
子供はこれがとても上手です。欲しい、といった瞬間にそれが手に入ると信じて疑いません。そして手に入れたあとのイメージがすぐにできてしまいます。
大人になると「そうはいっても難しいな」などと考え、イメージしにくくなりますので「かのごとく振る舞う」ことを推奨しています。もう既にそうであるかのように振る舞うのです。
こうすることで、神様はあの手この手で願いを叶えてくれます^^
4.お金は愛される人の元に戻ってくる
ある時、金城さんは千円札10枚に自分の名前を小さく書いて、沖縄県内で使ったそうです。
そのうち3枚が半年以内に返ってきました。1枚は沖縄県内で、1枚は福岡県で、もう1枚は大阪で戻ってきたのです。
お金にもエネルギーが宿っており、大事にしてくれる人の元に集まります。
なので、お金や財布を大事にし、お金に感謝しているとお金が集まってきます。
また、お金持ちになりたい、という願いでなく、そのお金をどのように使い、どのような意味を持たせるか?が重要だといいます。お金は手段であって目的にしてはいけないよ、ということですね。
まとめ
1.この世は神様の遊び場
2.心で思ったことが現実になる
3.病気は気づけば治る
4.お金は大切にしている人のところに集まる
これがわたしがこの本から得たことです。
このほかにも面白い話や神様と繋がるゲームなども紹介されていて面白い本なので、ぜひ1度読んでみてくださいね。
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