QUESTクエスト結果を勝ち取る力~自分に克つ方法~

強い「意思」が欲しい。
この本のプロローグはこの言葉から始まります。
今日やろうと決めたこと、やらなきゃいけないことのうち何割くらい達成できてますか?
わたしは3割もできていません。下手したら何もしてないうちに1日が終わってたということもザラです。
そして、「また明日やればいいか」と思っていると、1か月先も3か月先も同じことを考えている自分がいます。

もし、自分がやろうと思っていたことをすべて片付けることができたら。。。
きっと今頃はもっと豊かな生活を送れていたに違いない。

でもどうしていつも計画を立ててもできないのだろう?
その答えが「クエスト」池田貴将著にあります。

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人を行動を3つに分ける

わたしたちの行動はいつも「こうしよう」から始まります。

「こうしよう」というのが意思。
外からの指示によって行動をするのが反応。
なんの指示も受けつけないのが惰性。

この3つでわたしたちの行動が決まっています。

反応は、頼まれたことであったり、相談や質問に答えているもの。
惰性は、ネットサーフィンであったり、買い物などを「無意識」にしていたり、だらだらしている時間です。

1日のうち、どのモードでいる時間が長いかによって、充実感が変わってきます。
もちろん、意思の時間が長いほど、充実感を味わえるのです。

ではこの充実感を増やす為にはどうすれば良いのでしょうか?

「やろう」「やらなきゃ」を集める

まずはやろうと思っていたこと、やらなきゃいけないことを徹底的に集めます。
棚の片付け、書類の整理、メールの返信、始めようと思っていたジョギング、読もうと思っていた本、出さなければいけない書類、あげようと思って溜めていた衣類など。。。

4つに分類する

次に集めたものを4つに分類します。
自分に「やるつもりがあるか?」と聞いてみます。
やるつもりがない、と思ったら切り捨てます。

「やるつもりがある」と思ったら、更に
・今やった方が良い
・あとでも良い
・どっちでもない

と分けていきます。
今やった方が良いものはただちにやります。
後でも良いものに関しては「子供でも分かるくらいパッと見で分かる」方法に書き換えていきます。
例えば「ジョギングをする」ではなく「明日の朝起きたらジャージに着替える」
ブログ更新ではなく「記事編集を開いて最初の1行を書く」とすること。

このように細かくしておくと、次に何をするか?と思った時にスッと次の行動をすることができ、行動と行動の間の罠を抜けることができます。

やるべきことの優先順位

やるべきことには階層があり、優先順位があります。
1.健康状態を正常にする
2.感情状態を正常にする
3.人間関係を正常にする
4.時間の使い方を正常にする
5.仕事、家庭を正常にする
6.自己実現、社会貢献

この順番で何を優先すべきかを決める指針にすると良いです。

今日のあらすじを書く

やるべきことがまとまったら「今日のあらすじ」を書きます。
ルールは2つ。
書き出しは「まず」「さてここから」で始める。
終わりは「~して」で締めくくる。

例えば朝起きてから仕事はじめまでを書くとすると、

さて、
今日からブログ強化月間スタート!

ここからまず、
カーテンを開けて、洗面台に行き、顔を洗って、保湿して、
冷蔵庫からルイボスティーを出してコップに注いで机の上に置き、
パソコンの電源を入れて、その間にトイレをすませて、
パソコンから記事編集を開き、タイトルを書いて
そこから最初の1行を書き始めて、ルイボスティーを飲んで、

という感じです。最後も「する」ではなかう「して」でしめくくります。
これくらい詳細にしていれば、「反応の時間」「惰性の時間」をなくすことができます。
TODOリストと違うのは、TODOリストは区切りがあるかないかということです。

このノートを書くのは面倒だけど、書くことで結果的に意思の時間が増やせるのでおすすめです。

集中力を持続するために

その他に意思の時間を増やすエッセンスは以下の通り
・得たい結果は何か?を考える
・時間を15分単位で区切る
・休憩を疲れる前に「強制的に」入れる
・誘惑されるもの、気が散るものを目の前から消す
・環境を変える
・やるべきことを思いついたらメモに書いておく
・ゲーム化する

その他にもたくさんのヒントがこの本の中で紹介されています。

人生の攻略本

結果と勝ち取る力クエストを読んで思ったことは、どうすれば自分が「こうなりたい」という理想と現実のギャップを埋めることができるか?
ということをとを書かれています。
たいていの本は「あ、なんとなく知っている内容だな、聞いたことあるな」と思ってしまいますが、この本の内容は全てが新鮮なものでした。

人生においての攻略本であり、自己管理の専門書。
本気でこの本に書いてあることに取り組めば、間違いなく人生は変わります。
おすすめしたい1冊です。

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とりあえず何か書いてく?(・ω・`)

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