心屋仁之助のちゃっかり生きてお金が集まってくる話
あなたは、もっと豊かになっていい (王様文庫)
お金が簡単に集まってくる方法があるとしたら?
ぜひ知りたいと思いますよね。
この本には、お金持ちになる為の方法が書かれています。
ただ、常識的な話ではありません。今までの凝り固まった考え方を溶かして「楽にお金が集まってくる」方向に仕向けるものです。ではどうすればお金が集まってくるのでしょうか?
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常識的な考え方を捨てよう
最初に考えて欲しいことは「お金は労働の対価である」「労働とは働くことである」という常識の考えを捨てることです。
これを捨てないと楽にお金が入ってくることはありません。
捨てる方法は、「楽してお金が入ってくる事例をたくさん見つけること」。
例えば、宝くじが当たった、親にお金をもらっている、タダで養ってもらってる。。。などなど。
ネットで調べればたくさん出てきます。
それを見つけて「お金は働かなくても入ってくるよね」ということをインプットします。
同じように「人に喜ばれることをすればお金が入ってくる」「役に立つことをすればお金が入ってくる」という考えも捨てます。
自分は豊かだと決めてしまう
自分は貧乏でお金が無いと思っているうちはいくらお客さんが増えても労働時間を増やしても自分が手にするお金は増えません。こんなに頑張っているのになぜ増えないのだろう?という謎の世界に入ります。
前提をひっくり返して「わたしは豊かだ」とまず決めてしまう。
そうすると不思議と収入が上がったり、お客さんが増えたりします。
自分自身の評価を上げる
自分の評価が低い人は「まだまだ」「もっともっと」と言います。
そうやって自分を苦しめているのです。
「自分はまだまだだ」と思っていると不足部分に目がいきがちになるので、いつも不足を見てしまいます。
豊かになりたければ、「わたしは素晴らしい」と価値を認めることです。
節約はしない
節約するというのは美徳のようにきこえますが、節約をするというのは我慢することです。
欲しいものがあるのに我慢する、ということは「我慢がしたい」というエネルギーを発するので、我慢をする環境になってしまうのです。
自分をダメだと思うことからの脱却
お金が無い、と思う人は「お金がない自分はダメ」と責めたいからお金を無くしているのです。
「お金がないからダメ」ではなくて、「自分がダメだと思いたいからお金を無くしている」という順番です。
自己肯定感の問題もあるということです。
例えば、お金が無い時、どのような言葉を人からかけてもらいたいですか?
「大変ですね。」
「よくやっていけてますね。」
「大丈夫?」
そのような言葉を言って欲しいが為に、お金が無い状態を作っていることもあります。
自分にどんな言葉を言って欲しいかを考えてみましょう。
「よくやっているね」
「凄いね」
「偉いね」
「かわいそうだね」
「あなたは悪くないよ」
そんな言葉を自分自身にかけてあげると良いです。
お金ちょうだいってもっと言ってみる
お金を借りるって罪悪感があります。
親に対しても「悪いなぁ」と思うから利子があっても金融機関から借りたりします。
サービスやオークションでの値段を決めるときもそう。
こんな高くしたら悪いなぁ、と思うから値段を安くしてしまう。
そうすると、悪いなぁ、期待に答えなきゃ、という気持ちが出てきます。
そうすると苦しいです。
人からお金を必要以上にもらうこと=苦しい、悪いなぁ、となるので、「そんなにお金をもらう価値はわたしには無い」となってしまうのです。
素直に要求し受け取ってありがとうと言えるようになれば、お金がもっと入ってくるようになります。
損得で考えない
心屋さんの人生が大きく変わったと感じたときは
「損得勘定で考えなくなったとき」だそうです。
あれをすると得だ、これは損する、もったいない、と考えるのをやめて、自分の好きなものだけを選び取るようにしたのです。
自分が着ている服、靴、部屋、使っているもの、食べているもの、すべて自分がお気に入りのものに変えました。
そして、好きなことだけをするようにしたのです。
このように頭を使って損得を考える代わりに、心を豊かにするよう意識してたら、結果的に得をいっぱいするようになったそうです。
好きなことをする基準
例えば今、銀行口座に今10億円入っているとします。
そのとき自分に問いかけてください。
①その10億円あってもやりたいことは何ですか?
②その10億円あったら、本当はやめたいことは何ですか?
そして、
「10億円あったらやめること」は今すぐやめること。
「10億円あってもやること」はそのまま続ける。
「10億円あったら始めること」は今すぐ始める。
その際に大事なことは「人の目をきにしないこと」「失敗を後悔しないこと」です。
一度全部経験してみると新しく見える世界もあります。
求めるのをやめる
求めることも一度やめてみると良いと書かれています。
求めること、というのは
①断食
②断愛
③成功
です。怖いですね。
「いかにして食べていくか?」
「いかにして求められていくか?」
「いかにしてうまくやるか?」
このように「いかにして。。。」を追求するということは
「わたしには(今は)まだまだ足りない」が基準になります。
そこで一旦これを全部やめてみるのです。
すると、「ないと思っていたけど本当あったんだ」と気づけるようになります。
②の断愛とは、誰かを喜ばせるのをやめる、ということ。
奥さんや旦那さん、家族を喜ばそうとするのをやめてみると、実は喜ばそうとしていなくても勝手に喜んでいることに気がついたのだそう。
③の断成功は、仕事で成果をあげたり、役に立とうとするのをやめること。
①と③を同時にやめるということは「媚びるのをやめること」です。
例えば、空気を読むこと。笑顔。優しくすること。平等に扱うこと。
これらを止めることで、「媚び」「無理」が入っていたことが分かるようになります。
「できるから」「喜ばれるから」という理由でやってしまうと自分の中で何かが減っていきます。
このように一旦止めてみることで、分かることがあります。
努力ではなく許可をする
そうなれるように努力しよう、とするのではなく、「そうなれるように許可をする」ことです。
許可とは「もういいよ」ということ。反省もごめんなさいもいりません。
心屋さんのいうところの「ゲスい人」になれということです。
ゲスい人は罪悪感のない人です。
「なんでダメなの?」という感じです。
罪悪感や戒律の多い人は「ダメよ」という言葉を多く使います。
「しちゃダメ」「やらないとダメ」という感じです。
もっと自分ファーストで生きましょう。
神様からのサインを受け取る
神様からのサインは「ふと」思いつくことです。
ただ、多くの人は「こんなことをしたら不謹慎だ」「嫌われる」「でも無理だろう」「前例がない」
というフィルターがかかっていてこの考えをブロックしてしまいます。
そのブロックを取れば、今までできないだろうと思っていたこと、妄想だけで留まっていたことがどんどんできるようになります。それには勇気が必要です。
今まで無理してきていたことを止める勇気です。
イヤなことをやめて、やりたいことをやろう
この本で言いたいことはこの1言に尽きます。
自分勝手に、独りよがりで、わがままに。我慢しない。
嫌だと思ったらやらない。無理はしない。
頑張らなくていい。
その為に今まで抱えてきた
「罪悪感」「恥」「常識」「遠慮」「損したくない」「傷つきたくない」を手放すこと。
ただ、それはとっても怖いこと。その怖さを「エイ!」と飛び込む勇気が必要だと教えています。
心屋仁之助さんの本を読むと心がとても楽になります。
繰り返し読んでいると、「頑張らなくても成功してもいい」
ということが身に染みて分かってくるでしょう。おすすめしたい1冊です。
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