鳥取養護学校の看護士が一斉に辞職にネットでは看護士擁護の声

鳥取養護学校で、看護師が全員辞職して不在になり、医療的なケアが必要な児童生徒9人が通学できなくなっていることが分かりました。以前から看護士不足であったことに加え、一部の保護者からしつこく批判されたこと、学校の配慮が足りなかったことが主な原因と見られます。

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看護士辞職の理由

鳥取養護学校では小学部~高等部までの児童生徒76人が在籍、うち33人がたんの吸引などのケアが必要な状況。30代から50代の女性看護師6人は非常勤で、5月22日の授業終了後に全員が辞職の意向を伝えました。

ケアが数分遅れたことについて、ある保護者から威圧的な言動を繰り返し受けていた様子で、他の5人も不満を募らせていたという。看護師側は「ケアの必要な子が増えて負担が増していたが、学校側の改善も見受けられない」と話しています。

具体的な様子として、「毎日のように、特定の看護師さんに対して、繰り返し同じようなこと、一挙手一投足、保護者の方が看護士をリードしながら『何でこんなことするの』とか『うちの子、殺す気』くらいの、そんな勢いで迫っていた」ことがあったらしい。

そうした保護者の言動にも関わらず、「周りの先生は見るしかない。止めることもしてくれなかった」という状況でした。また、6人とあるが、実際は他のケアや休みなどもあるので5人体制だったことも明かしています。

県教委は保護者や看護師からの要望を受け止める学校側の体制が不十分だったと説明。近く県立病院などから看護師3人の派遣を受けるとともに、不足分の看護師の募集を続けるそうです。

ネットの反応

看護師の皆さんに拍手を送りたい。
泣き寝入りせず、行動を起こしたことの勇気をたたえたい。

看護師方、御苦労さまです。でもそういう行動に出ないといけないほど腐りきっている組織はほんと多いのです。次の就職がうまくいくといいですね。保護者も一時期の教育委員会みたいに恫喝すれば何とかなると思ったのかもしれないけど、非常勤の人を恫喝しても無意味だとういうことだけではなく、我が子の状況をますます悪くしてしまったのではないかな? あまりやると恐喝や強要などで訴えられるんで
気をつけた方がいいですよ。ホント

スカッと!のネタみたいですっきりです。今までよく頑張りましたね。

看護師一人なら被害妄想というか仕事出来ないだけかと思うけど、全員だったら間違いなく保護者の方に問題あるだろこれ

威圧的言動の保護者とはその筋の人かな?
もしくは我が儘な人かも知れないがこの学校の事情は知らないが病院でも看護師さんは過酷な勤務実態だ。少しは配慮してあげないとね。

保護者はやってもらって当然と思っているところがある。教師に対しても同じだ。海外の学校のように日本の学校もしたら親は文句が言えなくなるだろう。

看護師たちの対応は正解。次の職場でも頑張って下さい。

保護者の名前をさらして欲しいくらい腹が立ちます。

これは保護者が悪いね。そりゃ、痰も詰まるかも知れないし不安もあるだろう。しかし、少ない人数で必死に業務を回してるところは労いの一つもあっていいのではなかろうか。この結果は保護者の自業自得。

タブーな世界にあえて投稿。最近のこの世界は権利意識が先行しすぎて、Monsterを超えて、当然といったスタンスの親が普通になってきている。お互いに支え、支えられていることを忘れた親の考えは将来の子どもに跳ね返る。障害があろうとなかろうと同じロジック。

看護師を支持する。
良くも悪くも親の学校への不当介入が相次いでいる中こういった態度を示す事も大切。
そういう意味ではよくやったと思う。

保護者への抗議の意味もあるだろうし、8人が必要なところを6人で勤務させていた学校・県教育委員会への問題提起の意味もあるだろう。

モンスターへの見事な意趣返しだね。

6人だけじゃ大変だと思います
辞職は正解ですね。。

福祉の精神を持続させるのは大変な事。
理解の無い保護者、使い捨て気味な経営者ではモチベーションも上がらない。 8人必要なのに6人で って、過酷すぎる環境じゃ無いですか。

全員が一斉に辞職願を出すなんて、相当切羽詰まった状況だったのでしょうね。 こうまでしないと問題にすらならないってことですね。

厳しすぎるという保護者の言い分は分かりませんが、高飛車な態度で威圧して、自分の子が大事にしてもらえると思うあたりが頭悪い。

医療現場でも同じようなことが起こっています。
患者本人というよりも、むしろ家族が厄介。
マンパワー的に不可能な「あるべき医療」を当然のように
求めてきます。モンスターが招く、医療スタッフの退職も深刻。

看護師の勇気ある行動に拍手を送りたいです。
人に助けてもらっているくせに、それを当然と考える人が多すぎます。
まして、有資格者は、無資格者には不可能なことを行うのですから、無資格者は、もっと有資格者のことをリスペクトするべき。
この事例でもそうですが、有資格者にそっぽを向かれて困るのは、他でもない無資格者の方なのです。
資格の種類によるものの、有用な資格であれば、有資格者は、仮にある職場を辞めても、他にいくらでも働き口があります。
個人個人がそれぞれ立場を考えて行動しないと、同じようなことは起こり得ると思います。

そんなところは辞めて当然だ
よく耐えて頑張ってきた、自分を責める必要は無い


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One thought on “鳥取養護学校の看護士が一斉に辞職にネットでは看護士擁護の声

  1. かず

    養護学校に行っている重度の生徒は、結局、障害者施設に入所することになるのですが、施設の看護師の定数は60人に一人程度。通院や薬の管理、健康状態のチェック、疾病の管理、感染予防、書類などなど仕事は膨大で重責、365日拘束状態。なのに人数は増やさず、医療的ケアの利用者を増やしていくばかり。おまけに施設の上司は支援員という資格もなければ、昨日まで営業畑、製造業などのど素人がほとんど。唯一、国家資格を持った看護師が意見でもすれば、威圧的態度で悪評される。私は30年この現場で戦ってきました。下関の虐待や養護学校の看護師の総辞職など想定内のこと。むしろ厚労省や文科省など現場を知らない職員が、医療をなおざりにした職員定数にしていることが問題で、利用者に医療は必要ないと考えているのではと思います。看護師は責任と優しさと厳しさを兼ね備えた専門職であることを知って欲しいと思います。

とりあえず何か書いてく?(・ω・`)

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