先日、鳥取養護学校で看護士6人が一斉に辞職して、児童の医療ケアができなくなっている問題で、学校側は県立中央病院などから看護士を派遣を受けて、部分的な医療ケアを再開しました。保護者からは「学校に通わせられてうれしい。子どもも喜んでいる」と胸をなで下ろす声も聞かれました。(2015.6.11)
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3人体制の部分的医療ケア
県教育委員会によると、中央病院からローテーションで2名、県立白兎養護学校から1名ずつが臨時派遣。この派遣で1日あたり3人の看護師が勤務することになり、16人の医療的ケアに対応できるようになります。ただ、人数が不足しているため、教室を巡回してのケアはできず、ケアルームでのケアのみ。看護師が対応できない児童・生徒については引き続き保護者の付き添いを求める方向です。
鳥取養護学校で医療ケアが必要な生徒は33人。本来なら看護士6~8人の勤務が必要。県教委特別支援教育課は2学期までに看護士を募集して体制を整えたいと話しています。臨時派遣は7月22まで。
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