縁日の金魚すくいでとった金魚をなるべく最小限の道具で育ててみる

先日地元の夏祭りの縁日で子供達が金魚すくいをしたのですが、金魚すくいって仮にすくえなくてもおまけでもらえるじゃないですか。で、金魚をもらったときは嬉しいんですけど家に持って帰ってからどうするか迷ってしまいません?

捨てるには忍びないし、飼おうと思って意気込んで金魚の飼育セットを買ってみても2、3日で死んでしまったらガッカリです。仮に生きていてもちゃんと継続して飼育できるか自信もありません。

このジレンマに悩んだ末に、今回は飼育セットを極力買わずにできる範囲でやれることをやってみようと思いました。それで1ヶ月ほど様子をみて飼える自信がついたら金魚の飼育してみようと思い至ったワケです。

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1日目
入れ物へ移す

とりあえずビニールで持って帰った金魚を入れ物に移そうと思ったのですが手ごろな入れ物が見つからない。。。コップに入れてもいいかな、と思ったんですけど食器類は抵抗がありました。そこで使い終わったペットボトルの容器を半分に切って移してみました。

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移してしばらく様子をみていたんですど、時間が経つと水面に出てきて口をパクパクさせてるんですよ。そういえば金魚の水槽って酸素のブクブクしたやつ入れてますよね?あれがあればもっと楽になるのでしょう。

かといって何をして良いかわからないのでとりあえず水をこまめに変えました。
するとなんということでしょう!
あんなに苦しそうだった金魚たちが落ち着いて水中をスイスイ泳ぐようになったではありませんか。結局、この日は寝るまで2、3回水を替えました。

2日目
入れ物を分ける

次の日、ネットで金魚の飼育について調べてみると、どうやら金魚1匹に対しての水の量が少ないことが判明。たしかに500mlくらいの水に対して金魚が5匹もいるとすぐに水が濁ってしまいます。

そこでもう1つ空のペットボトルで入れ物を作り金魚を分けてみることに。なんとなくで元気になったような気が。。。

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更に塩を入れると良いということだったので塩をひとつまみ投入。肝心のエサですけど、金魚はしばらく食べなくても大丈夫ということなのでまぁ今日はいいかな、と。

3日目
エサをあげる

金魚にそろそろエサをあげて様子を見ることに。パンのクズでいいかなぁと思ったんですけど、よっちゃんが買い物ついでに金魚のエサを買ってきてくれました。といっても100円の一番安いやつらしいですけど。

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とりあえず入れてみます。このエサは水面に浮くタイプで、投入しても金魚がなかなか気付かないんですよ。で、しばらく観察していると、金魚が呼吸しに水面に浮いてくるときにエサを運よく吸い込んだんです。それ見たときにはちょっと感動しました。「やった!エサ食った!」みたいな。でもね、すぐ吐き出しちゃったんです。しばらく吸い込んでは吐き出し、吸い込んでは吐き出しを繰り返していました。エサが大きいのかもしれません。

4、5日目
鑑賞に浸る

こまめに手入れしていたので少し愛着が湧いてきました。ペットボトルの上から1時間くらいジーっと観ていても飽きません。魚を鑑賞する人の気持ちが少しだけ分かった気がしました。

エサをあげてしばらくすると水が濁り、時間が経つと金魚たちが水面に出てきてアプアプ苦しそうなのでその都度水を替えました。そして塩をひとつまみ。すると金魚が落ち着きます。体力も戻ってきたのか元気に泳ぐ時間も増えてきました。

6日目
水槽を買う

100均に行ったついでに水槽を買いました。厳密にいうと水槽ではなく虫かごです。金魚鉢も売っていたんですけどなんとなく材質が気に食わなくて虫かごでいいんじゃないか?と思ったのでこちらにしました。

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さっそく帰って金魚を移してみます。。。
おぉ!なんかそれっぽくなった(笑)
ただ、入れ物を1つにしたのでかなり小さくなってしまいました。

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ペットボトルだと上からは鑑賞できるんですけど横はデコボコしているためにグニャグニャして見えるんですがこちらは横からもハッキリ見えます。これはナイスなアイテム!

7日目
黒デメキンが死ぬ

朝から黒デメキンの様子がおかしい。。。今まで一番落ち着いていたのに、今朝は一匹だけ水面でアップアップしています。水を変えても変わらず。。。

で、夜帰ってみたら黒デメキンがプカプカ浮いて死んでいました。原因は分かりませんが唯一の黒デメキンだったので残念です。なんとなく水槽が寂しい。

とはいえ他の金魚は相変わらず元気です。エサを発見して食べるのも早くなりました。

8日目
入れ物を再び分ける

虫かごに4匹の金魚を入れてみたのですが、やっぱり狭い気がしたので1番大きい銀色の金魚だけ再びペットボトルに分けていれました。こうすることで少しは水槽(虫かご)の汚れもマシになるしエサの争奪戦も少なくなります。

9日目
あれ?コイツ鮒(フナ)じゃね?

うすうす感じていたのですが、銀色の金魚、なんとなく鮒ではないのかな?と疑いを持ちました。見れば見るほど怪しい。仮に鮒だった場合、ものすごく成長して水槽では飼えなくなるのでは?そしたらどうする?食う?イヤ無理!じゃあ放流?などいろいろ考え出したら不安になってきたので調べてみました。

結果、銀色の金魚は鮒であることが判明!
といっても、金魚って鮒を観賞用にしたものなんですよね。そもそも鮒の定義があいまいなのだそうです。つまり鮒であり金魚でもある。ただ、他の金魚と成長速度は同じのようです、というか色が違うだけでした。ちなみに成長すると銀色が退色して普通の赤色になるそうです。(ならないのもいるけど)

とにかく、バカでかくなるという心配はなくなったので一安心。

10日目
手に反応してきた

金魚にも学習能力というものがあるらしく、エサを上から落とそうとすると水面に勢い良く飛び出てくるようになりました。手をかざしただけでも寄ってきます。なんとも愛らしい。エサも2~3個は平気で吐き出さず食べるようになったし、泳ぐ勢いも最初に比べたらかなり増してきました。

11日目
本格的に飼育を考える

愛着も湧いてきたし、ちゃんと飼育してみようかと心がだいぶ傾いてきました。そこで正しい金魚の育て方を調べてみようと思いました。
金魚の正しい飼育方法

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3 thoughts on “縁日の金魚すくいでとった金魚をなるべく最小限の道具で育ててみる

  1. 怪獣王FWゴジラ2004

    今日僕もホームセンターのジョイフル本田のペットショップで約38円程の和金(小赤)を三匹買おうと思います、家にはオカヤドカリ三匹メダカ二匹、アカハライモリ二匹オタマジャクシ九匹がいます、百均で買った金魚鉢と酸素の石を買ってカルキ抜いて飼育します。

とりあえず何か書いてく?(・ω・`)

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