三朝温泉「万翆楼(まんすいろう)」は三朝温泉にある老舗有名旅館の1つ。温泉効果はもちろん、わたしがおすすめするポイントは何といっても万翆楼の空間演出の素晴らしさ!旅館や温泉内の随所にリラックスできる空間や期待させる空間などが施されており、心から安らげる温泉だなぁと思います。
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万翆楼へ日帰り入浴、ところが。。。
三朝温泉へ向かい、万翆楼へ到着。駐車場は道向かいにありました。改めてみるとかなり大きな建物ですね。格式高い感じがします。
で、入口の看板をみると、なんと入浴時間が15時からと書いてあるんですよ。んーどうしよう、まだ昼すぎだしなぁ。。。と考えた末に、とりあえずダメモトで交渉してみようかと(笑)。
建物に入ってエスカレーターが正面にあったのですが、メンテナンス中だったので横のエレベーターで2階フロントへ。おそるおそる事情を話し、なんとか入れないでしょうかとお願いしたところ、なんとOKが出ました。いやー、頼んでみるもんですね。
大浴場までが楽しい
さて、フロントで料金を払って大浴場向かうのですが、まずフロント後にあった喫茶に目を奪われました。なんとも美しい庭園から滝が流れ落ちています。池には鯉も泳いでいて心落ち着きます。
しばし見とれてから大浴場まで向かうのですが、けっこうクネクネして距離がありました。でも遠いなぁなんて感じません。なぜなら曲がり角を曲がる度に景色が変わってワクワクするからです。
例えばこの観音様(お薬師様)。
大浴場の途中に出会えます。旅館の中にこれほど大きくて立派な観音像が安置されている旅館は他にはそうありません。この観音像は平安後期から鎌倉初期の物と言われております。万翆楼の旧木造棟の建設及び温泉の掘削の際に土の中から出土したそうな。とにかく立派な姿なんです。
おまけにお薬師像の横には源泉が飲める場所があり、座って眺めながらゆっくり源泉を飲むこともできます。
更に曲がり角をまがり
曲がり
曲がり
実はもう1周して元の場所に戻ったのではないかというくらい曲がって(笑)
最後はノスタルジーな和室に到着。
ここで男湯と女湯に別れています。
温故知新の大浴場
大浴場は温泉では珍しい赤色系を用いていますが、不思議と落ち着く造りです。風呂桶や椅子などズッシリしていたり、色が少し剥げ落ちているところなどちょっとしたところに歴史も感じます。
アメニティーは「馬油」のシャンプー、トリートメント、ボディソープと揃っており、脱衣所にタオルも備え付け。あとびっくりするくらいシャワーの勢いが強い!気をつけないとシャワーが暴れ馬みたいになります。
体を洗っていよいよ入浴♪お湯の温度は42度前後で少し高め。オーバーフローは申し分ないくらい溢れています。そして、この大浴場は露天もあるのです。
露天風呂にはすだれがかかっていて、鳥の鳴き声や草花を見て季節感を味わいながらゆっくり浸かることができます。風が吹くと極上の気分。
時間外の入浴で図らずも貸切状態になったので、1人贅沢に温泉を堪能できました。
湯上りが格別な気分を味わえる
湯上りは備え付けのタオルで体を拭いて、扇風機で体を冷やします。血圧計があったのでついでに測ってみました。更に奥の方には足裏マッサージの機械(無料)があります。これがまたキモチイイ。
マッサージをしたら体に力がはいらなくなるくらい脱力してしまい、とりあえず洗面台に座って髪を乾かします。ドライヤーの風は強くないですが、思ったほど弱くもないです。
脱衣所を出たら和室に備え付けの水を飲んでオレンジのソファーでくつろぎます。ホントにもう何もしたくないw
参拝もできて、くつろげる満足指数の高い日帰り温泉でした。できれば泊まってみたいです。
住所/〒682-0122
鳥取県東伯郡三朝町山田5
TEL/0858-43-0511
FAX/0858-43-2616
日帰り入浴
入浴時間/15:00~21:00
入浴料/1000円
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