これまでスマホの電卓機能を使っていたのですが、ちょっと使いにくくてイライラしてしまうので卓上電卓を購入しました。使ってみるとやっぱり卓上は使いやすいですね。
ところで電卓を見ると数字や+-×÷のボタンの他に【MRC】【M+】【M-】【%】【√】という謎のボタンがあるんですけど使ってます?というか何か知ってますか?
%(パーセント)と√(ルート)はわたしでも何となーく分かります。でも【MCR】【M+】【M-】はさっぱり。見る度に眉間にシワが寄ってしまいます。これから毎日見ることになる電卓にこのような文字があると(無意識に)ストレスになりかねませんので最初に調べておくことにしました。
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【MRC】【M+】【M-】
【MRC】【M+】【M-】のMは「メモリー(MEMORY)」のM。つまり記憶させる機能ということです。
それぞれの機能を説明すると
・【M+】(メモリープラス)
電卓に表示されている数字をメモリーに足す。
(今までエムプラスと呼んでいました。「メモリープラス」が正解です)
・【M-】(メモリーマイナス)
電卓に表示されている数字をメモリーから引く。
・【MRC】(メモリーリコール/メモリークリア)
1度押すとメモリー内容を呼び出し、もう1度押すとクリア(0)にする。
と言う機能なのですが、実際に例を見てもらった方が分かりやすいと思います。
使い方の例1
500円のコップを6個、100円のスプーンを3個買った計算をします。
通常の電卓計算なら
500×6=3000
100×3=300
3000+300=3300
と計算します。
これをメモリー機能を使うと
500×6【M+】100×3【M+】【MRC】⇒M3300
と計算がグッと短縮されます。
メモリー機能を使う場合は【=】の代わりに【MRC】を押せば良いということです。
(もう一度【MRC】を押すとメモリー機能が解除され3300と数字だけになります。)
このようにメモリー機能を使うと答えを記憶してくれるのでいちいち覚えておく必要がないし、押すボタンと時間が省略されるというわけです。一度覚えてしまうと便利です。
使い方例2
(5×3)+(4×2)-(3×2)=17
このような計算をするときにはメモリー機能が役に立ちます。
5×3【M+】4×2【M+】3×2【M-】【MRC】⇒M17
【%(パーセント)】の使い方
%は割合、割増し、割引き、比率、変化率などのパーセント計算のとき使います。
使い方例1
100円の消費税8%は?
100+8【%】⇒108
答え.108円
消費税の場合は+を使います。
使い方例2
5000円の服が30%オフだといくら?
5000-30【%】⇒3500
答え.3500円
割引きの場合は-を使います。
使い方例3
50の40パーセントは?
50×40【%】⇒20
答え.20パーセント
√(ルート)の使い方
√5は?
5【√】⇒2.2360679
√3×5は?
3【√】×5=8.660254
その他意外と知らない機能
連続で同じ数字を×÷する場合
2×2×2=8
2×==⇒8
125÷5÷5=5
125÷==⇒5
連続で+の右側の数字が同じ計算する場合
1+1=2
2+1=3
3+1=4
のように右側(上の場合+1)が同じ場合、
1+1=2
2=⇒3
3=⇒4
と+1を省略することができます。
連続で-の右側の数字が同じ計算する場合
1-1=0
2-1=1
3-1=2
のように右側(上の場合-1)が同じ場合、
1-1=0
2=⇒1
3=⇒2
と-1を省略することができます。
連続で÷の右側の数字が同じ計算する場合
4÷2=2
6÷2=3
8÷2=4
のように右側(上の場合÷2)が同じ場合、
4÷2=2
6=⇒3
8=⇒4
と÷2を省略することができます。
連続で×の右側の数字が同じ計算する場合
4×2=8
6×2=12
8×2=16
のように右側(上の場合×2)が同じ場合、
4×2=8
6=⇒12
8=⇒16
と×2を省略することができます。
まとめ
意外と使える機能があったのではないでしょうか?メンドクサイから調べないのではなく、後々メンドクサイから最初に調べてしまうと、後々ラクができますよ。参考になれば幸いです。
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35年電卓使って仕事してるけど知らなかった。明日からやります。
電卓のメモリー機能の使い方を紹介する記事の中で一番わかりやすかったです。ありがとうございました。